宅建マンガ
宅建の試験も終わったのでとりあえず一息したいところですが、
今年は不合格でもそのまま宅建の勉強を継続することにしました。
いきなりアクセル全開にしたら長続きしないので宅建マンガを読むことにしました。
漫画でも絵からイメージを掴むことができるので勉強になります。
テキストで勉強するときは隅々まで知識を得るつもりで勉強しますが、漫画からは楽な気持ちで全体をさらっとなぞる程度で復習ができます。
漫画を読んでせっかく得た知識を失うことなく、次回の試験を本格的に始めるまでの間で勉強しながら息抜きができます。
そういえばあの場面で主人公はこんなセリフを言ってたな!と試験で思い出すことができるかもしれません。
不動産について現場レベルで学べる漫画「正直不動産」を読みました。
10巻で完結しているので大人買いしようかと思いましたが、おそらく家に置いておくほどではないと判断したので、ゲオのレンタルで借りて読みました。
この漫画を読むことで不動産営業マンの闇の部分を現場レベルで知ることができます。
あらすじは、
ウソを厭わぬ口八丁で売上を稼いでいた登坂不動産の営業マン・永瀬がある日を境にウソをつけなくなり、正直営業で勝負する物語です。
この漫画を読めばいかに不動産業界が怖い業界か、なにも知らないと無知な素人は簡単に騙されて物件を掴まされているって事を知ります。
素人の買い主を守るための宅建業法や宅建士がいるのですが、不動産営業マンは法に触れないギリギリのラインやグレーな方法を使って利益を上げているのがよくわかります。
この漫画を読むべき人
- これから自宅購入・賃貸で借りようと考えている
- 不動産投資をやろうと考えている
- 宅建試験を受ける
- 不動産業界に転職を考えている
- 不動産業界ですでに働いてる
上記に該当する方は是非読んでおいたほうがいいです。
不動産の価格は高い
不動産を購入するのは一生で一度の経験かもしれません。
この漫画を読むことでどんな闇があるのか、どういうふうに騙されるのかがわかります。
わたしはレンタルで読みましたが、全巻購入して読んで物件の高値掴みを逃れることができれば安いものです。
不動産業界は闇が多い
私の祖父が地主であること、新卒で入った会社が建設会社。
そして転職先も不動産を扱っていたこともあり、昔から不動産業界に近いところにいました。
不動産業界に近いところにいても勉強をちゃんとしたこともなかったのでわからないことばかり。
ファイナンシャルアカデミーで不動産について勉強したり、宅建の試験勉強をしたことで昔はわからなかったことが、今になって少しずつわかるようになってきました。
不動産業界は未だにFAXでのやり取りが基本です。
IT重説も賃貸のみ許可されています。
まだまだ古くからのやり方が根強く残っています。
「正直不動産」のような内容の漫画がでると、素人の買い主が知恵をつけるので不動産業界から作者に対して反発があると思います。
物件の売買の仲介をしただけで3000万円の物件だと3%+6万円。つまり96万円の利益があります。
3%+6万円はあくまでも上限であって、安くしても問題はないのです。
(実際は手数料の値引きを申し出ると相手にされないか、嫌な顔をされるようです)
不動産業界がもっとオープンになってクリーンなイメージに変わることを祈ります。
「正直不動産」はその点について不動産業界に一石投じた漫画ではないでしょうか
是非一度読んでみてください
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