ゴルフのショットの弾道を表示できるアプリ「Shot Tracer」
ゴルフのラウンド動画や打ちっぱなしの練習動画をYouTubeにアップしている方は多いと思います。
わたしも趣味程度にYouTubeに動画をアップしており、ゴルフのラウンド動画を撮って一緒に行った仲間と動画を共有しています。
スマホでゴルフ動画をYouTubeで見ようとすると弾道が見えなくてどこに飛んだかわからなくなります。
今まではFinal Cut Proのジェネレーターの「シェイプ」を使って円を作り、打った瞬間から1コマずつキーフレームを付けて移動させて弾道がわかる様に手作業で表示していました。↓
そこで弾道を表示できるアプリ「Shot Tracerアプリ」を導入しました!
¥730有料アプリですが買い切りです。
MAP TRACERだけは7日間だけフリートライアル期間があります。
それを過ぎると$1.99/月かかります
MAP TRACER機能は弾道+マップ上でも軌道を表示することができます。
説明はすべて英語ですが操作は簡単ですのでご紹介します!
Shot Tracerの使い方
撮影機材を三脚で固定しておく必要があります。
手持ちだと弾道を認識してくれません。
アプリを起動したらまずは「Shot Tracer」を選択
Shot Tracerの他に
- PUTT TRACER
- BALL TRACER
- SWING TRACER
- FIRE TRACER
- SCORE CARD
- TUTORIAL
を選択できます。
まずは「Shot Tracer」を選択してください。
わたしは画面が大きいのでiPad Proを使用しましたが、iPhoneでも同じように操作できます。
既存のビデオかこれから撮るか選択
既存のビデオかこれからビデオを撮るのか選択します。
わたしはラウンド動画がすでにあるので「IMPORT VIDE」を選択します
どこに保存されているビデオを使うか選択
どこに保存されているビデオを使うか選択します。
わたしのビデオは「Camera Roll」に入っているので選択します。
どのビデオを使うか選択
どのビデオを使うか選択します。
わたしのラウンド動画では一本のビデオの中に4人分のティーショットが入っていますが問題有りません。
インパクトの付近を選択
ショットのインパクト付近の映像を上部のスライドバーを動かして選択します。
つまり一本の動画の中に複数のショットが映っている場合は、このインパクトを誰のショットにするかによって変えることができます。
わたしの動画には4人分のショットが一本の動画に入っているので、一本の動画から4人分の軌道つきの動画を作成することができます。
Auto trim video機能がついていますので一人分のショットの長さで切り取りしてくれます。
インパクトを選択したら「Next」ボタンを押します。
ボールの着地地点を選択します
画面をタップしてボールが着地した地点を選択します。
つまり大体の着地地点を覚えておくか元の動画を見てどこに飛んだか見ておく必要があります。
Analyseをタップします。
自動で弾道が描かれる
数秒で自動で描かれた弾道が表示されます。
ボールがくっきり映っている映像だときれいな放物線を描いてくれますが、大抵は手直しが必要です。
自動の弾道を採用する場合
Automaticのタブのまま作業をします
- Peak 弾道の高さ・ねじれを調整できます
- Extend 打ち出しの位置を前後調整できます
- Effect 効果の編集
- Options その他の設定
自動の弾道がずれている場合
Manualタブに切り替えます
インパクトと落下地点を再度タップして設定し直します。
高さ・左右の曲がり具合・ねじれ具合を手動で調整します。
おすすめのやり方
右上の「Full Screen Editor」を押して画面を拡大します。
スライドバーをインパクトに合わせて>を押しながらひとコマずつ弾道を確認しながら微調整していきます。
Returnを押してReadyをタップしてSaveします
確認画面がでます
出来上がった動画が再生されます。
この時点でカメラロールに保存されています。
EffectとOptionでさらにカスタマイズできます
Option オプション
- Line color 軌道の色を変更できます
- Export slo-mo スローモーションでエクスポートすます
- Line width 軌道の太さを変更できます
- Freeze video スイングは終わりで停止して軌道だけ描かれます
- MultiTracer 複数の軌道を描くことができます
- Remove watermark ログインして透かしを削除します
- Turn off tracer オンにすると軌道は消えてエフェクトだけが表示されます
- Auto trim video 動画が自動的に軌道を描いたところでトリミングされます
- Peak optimiser peak optimiserはベータ版です。
Effect エフェクト
- Shadow Effect 軌道に影を付けられます
- Disappering line 軌道の後方側が消えます
- 3D Line 3Dの軌道です
- Laser Line レーザーの軌道になります
- DIstance ショットの飛距離と使用クラブを表示できます。
- Explosion 落下地点で爆発します
- Rocket Effect ショットするとロケットが発射します
- Water Effect 落下地点で水に落下したエフェクトになります
- Smoke Effect インパクトの瞬間に煙がでます
- UFO Effect UFOが出現します
- Add Target ターゲットの旗を表示します
- Add Name Popup 名前を表示できます
- Add Score Card スコアカードを表示できます
- Custom Logo 画像ロゴを追加できます
おすすめは「Distance」と「Add Target」です
飛距離と使用クラブを覚えておく必要があるのでショートホールの動画に最適です。
ゴルフラウンド動画撮影・編集のやり方
使用カメラ・三脚
わたしはコンパクトを重視してGopro hero7 bleckを三脚で固定して撮影しています。
このミニ三脚は芝の上では安定しなかったので持参した菜箸を固定して地面に差し込んで使いました。
次回はちゃんとした三脚を持参する予定です。
Shot Tracerアプリに取り込む
ゴルフのラウンドが終わって帰宅すると、まずゴープロからiPad Proに動画を取り込みます。
そして弾道表示付きの動画をすべてMacBook Proに移してFINAL CUTで編集します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今までのゴルフラウンド動画は打った瞬間どこにいったかわからなくて視聴者は楽しめませんでしたが、Shot Tracerアプリを使うとスマホで見ても楽しめます。
アプリの口コミは使えないなどのコメントが多いですが、三脚でカメラを固定して弾道を認識しない時は手動で調整すればちゃんと使うことができる便利なアプリです。
最後に「Shot Tracer」を使って編集したラウンド動画を貼り付けておきますので御覧ください
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