あっという間に年末
そろそろ年末も近くなって年が明けると確定申告をぼちぼちやっていこうかと重い腰を上げて作業を開始する方も多いかと思います。
副業の所得の合計が20万円を超えて今回から確定申告をしなければならない方はどうやったら簡単に確定申告ができるのかわからないと思います。
今回はわたしの確定申告のやり方を書いていきます。
わたしの確定申告のやり方
わたしは副業で不動産賃貸業とWeb事業を営んでいます。
両方合わせて本業と同じくらいの収入があるので確定申告が必要です。
青色特別控除65万を使いたいので青色申告及び複式簿記での記帳が必要となります。
不動産を取得して初年度は自分で確定申告をやりましたが、今は自分でマネーフォワードを使って仕訳してデータを税理士さんに送って、確認後e-taxで確定申告してもらってます。
以前の記事↓
データの入力も全て丸投げすると税理士さんに支払う手数料は10万円を超えてきますが、自分で仕訳すると安くしてもらえます。
税理士さんも入力する手間が省けてチェックするだけで済むからです。
わたしは不動産賃貸業とネット事業の2つをあわせて毎年7万円で確定申告をやってもらっています。
税理士さんに最終チェックをしてもらうので例え仕訳の間違いがあっても訂正してもらえます。
税務署からしても税理士さんのチェックがあるのと、個人が試行錯誤して確定申告してくるのとでは雲泥の差があります。
具体的にはどうしてるの?
マネーフォワードのプレミアムサービス機能を契約しています。
これは月に500円かかりますが、
- 銀行
- 労金・信金・信組
- JA・JF
- 証券会社
- 投信
- 仮想通貨・FX・貴金属
- カード
- 年金
- 電子マネー・プリペイド
- ポイント
- 携帯
- 通販
- スーパー
- 保険
- その他
上記を制限無しで連携することができます。
連携するというのはいちいち各銀行のサイトを訪れてログインして残高を調べる必要がなく、一括更新すれば一覧で表示してくれます。
IPOをしていると資金の移動が必須なのでマネーフォワードのプレミアムサービスは重宝します。
どこの証券会社にいくら入っているかが瞬時にわかります。
マネーフォワードで銀行口座を一括更新してデータを更新しておけば、自動的に仕訳の画面にデータが入っているのであとは事業用の収入や経費を仕訳していくだけです。
プライベートで使った部分は事業主貸・借を使って調整します。
入力する手間が省けて、銀行やカードからのお金の出入りを仕訳していけばいいだけなのであっという間に仕訳作業が終わります。
仕訳について全く知識がない方はおすすめ本をさらっと読んでおくとスムーズに仕訳できます。
勘定科目も事業用と不動産賃貸業用と分けられる
先程も書きましたが、わたしはネット事業と不動産賃貸業の2つの事業を営んでいます。
決算書ももちろん別々で作成しなければなりませんが、勘定科目を不動産用とその他の事業用とに分けておくと決算書もマネーフォワードが別々に作成してくれます。
これが地味に便利ですね。
入力が全て完了したらマネーフォワードの事業所番号を知らせるだけ
ネットが進化したこのご時世ですのでデータのやり取りは紙媒体ではありません。
ほとんどの税理士さんがさまざまな会計ソフトに対応してくれていますので、マネーフォワードの場合は事業所番号を知らせるだけで勝手に中身を見てくれます。
- 管理費・修繕積立金の金額を証明する書類
- 管理会社代行手数料の明細書
- 損害保険(火災保険・地震保険)の証券・領収書
- 譲渡対価証明書
- 不動産所得税・登録免許税・固定資産税・都市計画税などの納付通知書
- 修繕費・資本的支出の見積書・請求書・領収書のいずれか
- 印紙の領収書
- 借り入れの返済表
上記のような書類はコピーを送付するか、スキャンで取り込んでPDFをメールで送ります。
後は税理士さんから何点か確認事項の連絡があるくらいで確定申告が完了します。
税理士さんとの繋がりがあると何かと便利
税理士さんとは確定申告しかお願いしていないので毎月費用がかかるわけではありません。
ですが簡単な質問なら答えてもらえます。
毎回確定申告時に来年度についてのアドバイスももらえます。
税理士さんに払う費用がもったいない!と自分で確定申告をしてる方も多いでしょうが、やはりプロに頼むとメリットも多いです。
税理士の探し方
わたしはネットで調べて近所の税理士さんと、知り合いからの紹介の税理士さんと、不動産の業者からの紹介の税理士さんと比べて不動産業者からの税理士に決めました。
費用面と不動産賃貸業に慣れているのとレスポンスの速さで決めました。
今は様々なサイトから税理士を探すことができるので何社か比べてみるのがいいと思います。
弁護士ドットコム株式会社が運営する税理士紹介サービスのサイトです。
年が開ける前に確定申告の仕訳を済ませておけばメリットもあります
12月中にある程度仕訳しておくと、本年度の売上が見えてきます。
もしその時点で節税の為に事業に関連するものに経費を使おう!という判断ができます。
事業用のパソコンを買ったり、不動産の修繕をしたりして経費にすれば無駄に税金を払わずに済みます。
年越ししてから「もっと経費を使っておけば良かった。。」と気づいても、前年に戻って領収書を切ってくれ!とはできませんからね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はマネーフォワードでのわたしの確定申告のやり方を解説しましたが、会計ソフトは様々なサービスと連携していますので色々試してみるのがいいと思います。
確定申告・仕訳・簿記というワードを聞くと「難しい」とイメージしてしまいますが、会計ソフトがかなり楽にしてくれています。
自分なりに会計ソフトを使って仕訳→税理士さんに最終チェックを安くでやってもらう。
これがベストだと思います。
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